【アンチ霊感商法】占い・宗教・スピリチュアルの真実

占い・宗教・スピリチュアルの闇を語る…

占いは統計学って言うけど

「占いは統計学(ドヤァ」


時々耳にする言葉。


それを聞いて
「占いにも根拠がちゃんとあるのね!?」
とハマりこんでいく方もいることだろう。


僕はこれについてもう一歩踏み込んで問うてみた時に
「だいぶ信憑性に欠ける情報だなぁ」と思うのですよ。


占いは統計学←言ってることはわかる。


じゃあ、その統計は
いつ・どこで・誰の手で・どのような形で集計されたものなのか?
これらの問いに対して明確なエビデンス付きで答えられた人を見たことがない。


風水を例に考えてみよう。


いつ統計が取られた?
→中国4000年の歴史というが、大昔に統計を取ったエビデンスがない。さらに、それを現代にそのまま引用できる根拠がない。


どこで統計が取られた?
→中国。そもそも国が違う。


誰の手で統計が取られた?
→統計をとった人の思想が反映されている可能性がある。


どのような形で統計が取られた?
→恣意的なやり方がなかったと言い切れない。


「統計の正確性なんて関係ない!占いの結果が当たっているのが何よりの証拠だ!」
という声も聞こえてきそうですが、この主張もかなり論理性に欠けてるわけです。


何をもって「占いが当たった」とするのかがまず曖昧。
例えば「本人が当たりだと思ったなら当たり」ならどうだろう。
占い師にこう言われたとする。
「あなたは職場の人間関係で悩んでいますね?」


何とでも言えるし、同じ結果でも当たったとするのか外れたとするのか、どちらに転ぶかは占われた側の気持ち一つで変わるんですよ。
思い込みの激しい人ほどちょっとしたことで
「す、すごい…当たってる!」
となるので、占い師にとってはかなり操りやすい客となる。
人によっては「職場では悩んでないけど、家庭の人間関係では悩んでるわ!当たってる!すごい!」
となるわけです。
(いや外れてるやんw)


そもそも「占いは統計学!」とドヤる人の何割が統計学を体系的に学んだことあるのだろうとも思う。
まぁ学んだことがないのは100歩譲っていいとして、その統計がいつ・どこで・誰に・どのように取られたのかという経緯すら一切分からない人がドヤっていたりするので、なんかもう世も末ですよね。